冷蔵庫の製氷機が動かないので修理してみた2022年07月09日 11時53分55秒

酎ハイを飲みながら、「Prime Video」を見るのがささやかな楽しみなのですが、冷蔵庫の製氷機が壊れたのか、氷を作ってくれません。
暑い日が続く中、酷使した報いなのだろうか?
それとも、買い替えの時期なのか?
我が家の冷蔵庫は2011年製の「Panasonic NR-C370M-S」という製品で、今年で11年目となります。
冷蔵庫のドアを開けると、「H」、「21」のエラー表示。
Panasonicのホームページで調べると、「製氷皿をひねる機構に異常が発生」云々とある。



同じような事象は結構あるようで、”YouTube”で修理の様子を見る事が出来ました。
ドライバー1本で直せるようなので早速やってみる事にしました。
赤丸で示したネジを外せば、製氷機は外れます。
製氷機のケーブルを外せば、本体を引き出す事が出来ました。
製氷機を冷蔵庫から取り外す事は出来たのですが、「YouTube」ではこの後製氷皿を抜き取っていましたが・・・。
写真のように、製氷皿が斜めの状態で停止しているので、引き抜く事が出来ません。
この状態で、なんとか駆動部が外せないか試しましたが、どうやっても外す事が出来ませんでした。
「ウーン・・・。」
万事休すか。
ちょっと諦め切れずに件の「YouTube」のコメント欄を読んでいたら、私の場合と同じく製氷皿が斜めで停止していたが、なんとか製氷皿を取り出す事に成功したという方のコメントを見つけました。
その方は製氷皿を回転させる駆動部に直流5Vを流して、製氷皿を水平位置まで戻したという事です。
「オー!これだ!!」
早速、準備に取り掛かりました。
用意したのは、”自作ATX電源BOX”と電源BOXを作った時に余ったリード線2本。
製氷機の駆動部からは”赤”、”白”、”黒”、”茶”の4本のリード線が出ていて、コネクターに集約されていました。
コメントの方によれば、”赤”が”+プラス”で”白”が”-マイナス”だということです。このコメントはとても有難かったです。
駆動部のモーターを少しずつ動かして、無事に製氷皿が水平位置に戻りました。
「YouTube」ではこの後、駆動部を分解して、セッティングし直すのですが、私はこの状態で冷蔵庫に戻し、様子を見る事としました。
取付から2日経ちますが、今の所問題なく氷を作ってくれています。
実際の所、エラーの根本解決とはなっていないのでしょうが、氷が出来ればそれで良しとします。

※ATX電源BOXに興味のある方はATX電源で電源BOXを作ってみたをご覧ください。